CANoeのハイパフォーマンスな機能に加え、J1939オプションは、ユーザーにJ1939プロジェクトの開発初期から生産まで使用できる機能を提供します。設計段階で作成されたデバイスモデルは、その後の工程でも利用されます。デバイスモデルは、例として実装の確認、最終的なチェック段階における機能テストに利用できます。
J1939プロトコルに精通していなくても、シミュレーション環境の構築やデータ解析を行うことができます。オプションを利用することで、開発プロセスにおける品質とデータ解析の正確性を得ることができます。
▼ 機能
CANoe.J1939は、CANoeの標準機能を以下のように拡張します。
- BAMおよびCMDTトランスポートプロトコルのサポート
- ネットワークノードのグラフィカルなディスプレイ (スキャナー)
- トレースWindowにプロトコル固有情報の表示
- 複数ECUのネットワークシミュレーション
- データベースの拡張
- DTCモニター (診断トラブルコードモニター)
- OBD Inspection and Maintenance Monitor (OBD-I/M Monitor)
- DiagMem (診断メモリーダイアログ)
- J1939 XMLテストモジュールマネージャー
CANoe/CANalyzerのオプション、J1939、NMEA2000、ISO11783の詳細は機能マトリクス(PDF形式)でご確認いただけます。
▼ バージョン7.2の新機能
OBD Inspection and Maintenance Monitor
(OBD-I/M Monitor)
- 環境対策関連の診断サービスを扱うための新ダイアログ
ECUのテストとその結果を表示
トレースWindow
- 詳細ビューで、異なるアドレスからの同じPGNのシグナルを簡単に比較
- トランスポートプロトコルで複数メッセージに分割送受信されたものを、結果のみ表示
ノードアドレス変更時の処理の改善
- ノードフィルターとJ1939スキャナーで、J1939 ECUのアドレス変更に追随
J1939インタラクションレイヤー
- フォルトメッセージに対応
- 任意にアドレスクレーム、リクエスト/アクノレッジメッセージを送信可能
DTCモニター
- 診断情報のクリップボードへのコピー
- カラムによるソーティング
- フリーズフレーム内の物理値の表示
- DM1メッセージのタイムビヘイビアのモニター
テスト機能
- XMLチェック機能とテストケースの追加
- J1939コンプライアンステストの自動生成
サンプルコンフィギュレーション
- パネルへのJ1939パラメーターの表示
- OBD IIコンプライアンステスト (J1939-84) のアップデート
- J1939データベースのアップデート

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